ピラティス代表エクササイズ20選
ジョセフ・ピラティスは自身の集大成として、34本のマットエクササイズを1945年の著書『Return to Life Through Contrology』に記しました。現代ピラティスは、これらをベースに数百種類に拡張されていますが、核となる重要エクササイズは限定されています。
この記事では、ピラティス代表エクササイズ20本を、難易度別・効果別に解説します。
初級レベル(ピラティス開始〜3ヶ月)
1. ハンドレッド(The Hundred)
仰向けで脚を上げ、両腕を100回パタパタしながら呼吸する代表エクササイズ。
効果: コア活性化、呼吸と動きの連動 詳細: ハンドレッドのやり方
2. ロールアップ(Roll Up)
仰向けから背骨を1個ずつ巻き上げて起き上がる。
効果: 腹筋強化、背骨の柔軟性 詳細: ロールアップのやり方
3. シングルレッグサークル(Single Leg Circles)
仰向けで片脚を天井に伸ばし、空中で円を描く。
効果: 股関節モビリティ、コア安定性
4. ローリングライクアボール(Rolling Like a Ball)
膝を抱えてボールのように丸まり、前後に転がる。
効果: 背骨のマッサージ、コアコントロール
5. シングルレッグストレッチ(Single Leg Stretch)
仰向けで両膝を胸に引き寄せ、左右交互に片脚を伸ばす。
効果: 腹横筋強化、片脚運動の安定
6. ダブルレッグストレッチ(Double Leg Stretch)
仰向けで両膝を胸に抱え、両腕両脚を同時に外側に伸ばす。
効果: 腹筋全体、コアコントロール
7. キャットアンドカウ(Cat & Cow)
四つん這いで、背中を反らせる・丸める。
効果: 背骨の柔軟性、ウォームアップ
中級レベル(3〜6ヶ月)
8. スパインストレッチフォワード(Spine Stretch Forward)
長座で両腕を肩の高さに伸ばし、ゆっくり前屈。
効果: 背骨の伸長、ハムストリングス柔軟
9. ソウ(Saw / 鋸)
長座で開脚し、両腕を肩の高さで広げ、対角線上のつま先に手を伸ばす(ノコギリで切る動き)。
効果: 体側の伸長、回旋の柔軟性
10. スワン(Swan)
うつ伏せで両腕を胸の横に置き、上体を持ち上げる。
効果: 背中の筋肉、姿勢改善
11. シングルレッグキック(Single Leg Kick)
うつ伏せで前腕で支え、片脚をかかとへキックする。
効果: ハムストリングス、お尻、姿勢
12. シザーズ(Scissors)
仰向けで両脚を天井に上げ、左右の脚を前後に振る。
効果: 腹筋、股関節の柔軟性
13. バイシクル(Bicycle)
仰向けで両脚を上げ、自転車を漕ぐ動き。
効果: 腹斜筋、コアコントロール
14. ヒップツイスト(Hip Twist)
V字バランスから両脚で円を描く。
効果: 腹斜筋、体側強化
上級レベル(6ヶ月以上)
15. ティーザー(Teaser)
仰向けから両腕と両脚を同時に持ち上げ、V字バランス。
効果: 全腹筋総動員、コアの極限強化
16. スワンダイブ(Swan Dive)
うつ伏せからスワン姿勢を取り、前後にロッキングする。
効果: 背中・お尻・コアの統合
17. ロールオーバー(Roll Over)
仰向けで両脚を頭の後ろまで持ち上げ、つま先で床に触れる。
効果: 背骨の柔軟性、腹筋強化
18. ジャックナイフ(Jackknife)
ロールオーバーから両脚を天井に高く上げる。
効果: 腹筋・背中の連動
19. コークスクリュー(Corkscrew)
仰向けで両脚を天井に上げ、空中で大きく円を描く。
効果: 腹斜筋、コアの極限コントロール
20. メリーゴーランド(Boomerang)
長座→寝た姿勢→ティーザーへの連続動作。複数のエクササイズの組み合わせ。
効果: 流れと統合力の最高峰
ジョセフ・ピラティスの「順序」
ジョセフは34本のエクササイズを特定の順序で行うことを推奨しました。代表的な順序:
- ハンドレッド(ウォームアップ)
- ロールアップ
- ロールオーバー
- シングルレッグサークル
- ローリングライクアボール
- シングルレッグストレッチ
- ダブルレッグストレッチ
- スパインストレッチフォワード …
クラシカルピラティスでは、この順序を忠実に守ります。詳細はクラシカル vs コンテンポラリーを参照。
自宅 vs スタジオでの実践
| 項目 | 自宅 | スタジオ | |------|------|---------| | 初級10本 | できる | より正確に学べる | | 中級14本 | 一人だと難しい | 推奨 | | 上級6本 | 危険 | 必須 |
1日のおすすめプログラム例
朝の10分プログラム(初級)
- ハンドレッド(2分)
- キャットアンドカウ(1分)
- ロールアップ(2分)
- シングルレッグサークル(2分)
- ローリングライクアボール(1分)
- クールダウン(2分)
週末の30分フルプログラム(中級)
上記初級10分 + 中級7本(順序通り)
まとめ
ピラティスの34本オリジナルエクササイズは、すべてが連動した「ひとつのトレーニングシステム」です。1本だけやっても効果は限定的。順序通り、段階的に積み上げることで、ピラティスの真価が発揮されます。
まずは初級7本を3ヶ月続け、中級・上級へと進んでいきましょう。
新宿のおすすめスタジオ・渋谷のおすすめスタジオでは、これら20本をベースとした体系的なカリキュラムで学べます。